症状

神経線維のミエリンが損傷する脱髄疾患のひとつです。発熱、頭痛、不眠、倦怠感程度ですむものから、けいれんや意識障害、手足のまひ、排泄障害など、深刻な症状を示すケースまであります。幼児や若年層に多く発症します。

通常は数日から数週間で症状が治まりますが、まれに重症化し、死に至る場合もあります。

原因

発疹性ウイルス(はしか・水疱瘡・風疹など)やムンプスウイルス(おたふくかぜ)、インフルエンザウイルスなどに感染してから1〜2週間後に発症します。

まれに日本脳炎や狂犬病、インフルエンザなどの予防ワクチン接種後に起こることもあります。

これらのウイルスと発症との因果関係は、まだ詳細にはわかっていませんが、ウイルスやワクチンに対して体がアレルギー反応を起こし、ミエリンが傷害されるためと考えられています。

治療法

重症の場合は、入院による治療が必要です。急性症状を緩和するために、集中的に副腎皮質ステロイド薬の点滴注射が行われます。

けいれんがみられる場合は、抗けいれん薬も用いられます。

運動障害や歩行障害が顕著なケースでは、回復期にリハビリテーションを行う必要があります。

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