症状

甲状腺が慢性的な炎症を起こす病気ですが、通常、甲状腺の腫れ以外の症状(痛みや熱)はありません。病気が進行すると、甲状腺ホルモンの分泌量が低下し、甲状腺機能低下症を起こします。

まれに、甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になり、甲状腺機能亢進症に進展することもあります。

原因

甲状腺に対する自己抗体がつくられることで発症する自己免疫疾患の一種です。この自己抗体は成人の10%、女性では20%に認められており、発症しやすい体質をもつ人は比較的多いようです。

治療法

甲状腺の腫れのみで、甲状腺ホルモン不足が生じていない場合は治療の必要はありません。

甲状腺ホルモンの不足が生じた場合は、甲状腺ホルモン補充療法を行います。またヨード(海藻類に含まれるミネラル)は甲状腺のホルモン放出を抑制する作用があるので、過剰摂取しないように注意します。