症状

初期は自覚症状がありませんが、しだいに体内に老廃物がたまって、倦怠感や集中力の低下、吐き気、頭痛などが起こってきます。

ネフロンの数が30%以下になると酸性血症(アシドーシス)や高リン血症、貧血などが現れます。

末期状態になると、尿毒症に至ることがあります。

原因

慢性腎炎や糖尿病腎症などがあってネフロンの数が減少し、腎機能が低下するものです。慢性腎炎のなかでも巣状糸球体腎炎では5年後に慢性腎不全になる確率は5割近くに及び、糖尿病腎症では10年で慢性腎不全を起こします。

治療法

進行を遅らせるための保存療法が主体です。たんぱく質と塩分を制限する食事療法を行い、カリウムがたまりやすいときはカリウムの制限をします。

薬物療法は症状によって異なり、むくみをとるための利尿薬、電解質(カリウムやリン)のバランスをとるためのイオン交換樹脂や炭酸カルシウム、高血圧を改善するための降圧薬、尿毒症を起こす物質を吸着する経口吸着薬などが用いられます。

こうした治療を行っても腎不全が進行したり、尿毒症を起こしたりしたときは、なんらかの血液浄化療法が必要になります。

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