症状

肺の一部に細菌感染による炎症が起こり、化膿した状態になる病気で、細菌性肺炎の重症化したタイプといえます。誤嚥を起こしやすい高齢者、麻酔や飲酒の影響で意識が薄れた人、体の免疫機能が低下した人などに発症します。

症状は、疲労感や食欲不振などから始まり、やがて痰をともなう咳が出ます。痰は悪臭を帯び、血が混じることもあります。症状が長引くと、体重が減少し、発熱などもみられるようになります。

原因

口やのどにある細菌が肺の中に吸い込まれて感染症を起こすものです。意識障害のある人は誤嚥を起こしやすく、細菌が気管の方に流れ込んでしまいます。それが肺の中で増殖し、感染を広げることになります。

治療法

殺菌作用のある抗生物質を点滴注射します。症状が回復しはじめたら、点滴から飲み薬に替えますが、完治までには数週間から数カ月かかります。

薬物療法のほか、体位ドレナージで膿瘍の排出を促したり、気管支鏡で痰を吸引します。

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