症状

肺組織が長期にわたって傷害され、線維化してしまうものです。

間質性肺炎が進行すると、肺線維症になることがわかっています。活動時の息切れや疲れやすさが目立つようになり、乾性の咳が出て、ばち指が起こることもあります。

症状が進行すると、呼吸困難やチアノーゼ(酸素不足により、皮膚の色が青紫色になる状態)がみられるようになります。

原因

慢性的な炎症が肺の線維化を促すと考えられています。炎症の原因としては、ウイルスなどによる感染、粉塵の吸入、膠原病などがありますが、これらの原因が直接、線維化を引き起こしているわけではなく、発症のしくみは明らかにされていません。

治療法

症状が軽いときは治療は行いませんが、感染症にかかると悪化しやすいため、日頃から感染予防を心がけることが大切です。

症状が悪化して呼吸不全などが起こったときは、酸素吸入や人工呼吸器による呼吸管理を行います。また、副腎皮質ステロイド薬の大量服用によって、ある程度の症状緩和が期待できることもあります。最近では、免疫抑制薬を併用するようになってきていますが、重症例では、どの方法でも改善は見込めず、予後はよくありません。

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on Twitter