症状

胆嚢や胆管に腫瘍や結石、炎症などがないのに、胆石症に似た症状(右上腹部痛、発熱、吐き気など)が起こる状態をいいます。

緊張した胆嚢がなかなか収縮せず、胆汁の分泌が遅れる緊張亢進型、胆嚢が早く収縮しすぎるために胆汁の分泌が急速になる運動亢進型、胆嚢がつねに弛緩した状態で胆汁が分泌されない緊張低下型などの病型があります。いずれも腹部の痛みが主な症状です。

原因

ジスキネジーとは運動異常という意味で、胆道になんらかの運動異常が起こり、胆汁がうっ滞するために症状が現れると考えられます。

胆嚢の運動を支配している自律神経やホルモン分泌の異常が関与しているとみられ、心因的要素も大きく影響します。

治療法

過食や飲酒、刺激物の摂取、脂肪の多い食事などを避け、規則正しい生活をこころがけるとともに、ストレスをためないようにします。

このような生活改善と併せて、それぞれの症状に応じて、胆嚢の収縮を抑える薬や逆に促す薬を服用します。

心因性の場合は、抗不安薬なども用いられます。

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