症状

高齢者に多い細菌性肺炎です。とくに、認知症や脳梗塞などの後遺症で、唾液や飲食物を飲み込む嚥下機能が低下している人に起こります。一般的な細菌性肺炎にみられるような発熱や咳はあまりともなわず、悪臭を放つ膿性の痰が出ます。

そのほか、元気がない、食欲がないなど、一見肺炎とはわからないような軽い症状しか現れないこともあり、注意を要します。

原因

食道に流れ込むべき唾液や飲食物が誤って気管に入ってしまい(誤嚥)、雑菌などを一緒に飲み込んでしまうことが感染の原因になります。通常は、誤嚥から1週間程で症状が現れます。

治療法

原因となる細菌に作用する抗菌薬を服用します。ただし、最近は耐性菌(抗菌薬が効かない菌)も増えているため、高齢者など、肺炎にかかるリスクの高い人では、肺炎球菌ワクチン接種によって免疫力を高めておくなどの予防策も必要になります。

また、誤嚥を予防するための嚥下訓練を行ったり、食後2時間以内は横にならないなどの生活管理も大切です。

口の中の最近を減らし、清潔に保つための口腔ケアを行うことも予防につながります。

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