子育ての観点からアスペルガー症候群やADHDを紹介

アスペルガー症候群とは?

アスペルガー症候群は、最近注目され、さまざまな話題にのぼりながら、間違った解釈がなされてきた症候群だと思います。

昔から、たくさんいた「少し変わっている」と思われていた、社会で生きていくにはあまりに繊細な子どもや大人たち。彼らは、その人に合った環境に置かれれば、すばらしい才能を発揮することができる人たちです。

アスペルガー症候群の子どもの、代表的な特徴は次のとおりです。

  1. 好きなことには熱中するが、興味のないものには集中できない。
  2. 難しい言葉を使ったり、話し相手を無視した一方的な話し方をする。
  3. 自分の気持ちをうまく表現できない。
  4. 待つことができず、突然動きまわることがある。
  5. 聴覚、視覚、触覚など、極端に過敏・鈍感が見られる。

アスペルガー症候群の症状とは?

アスペルガー症候群の具体的症状として次の4つがあります。

  1. 社会性に乏しい異様な行動
  2. コレクションなど、ものへの執着
  3. 表情と身振りによる表現の乏しさ
  4. ものまねをしているような不自然な言語表現

しかし、計算などの特定の領域で優れた能力を発揮することが発表されています。自閉症と比較して知的能力が高い、表面的には文法的にアナウンサーのような正確な言葉を話し、一方的になりがちですが対人関係はあるなどが見られます。

ただし、正確な言葉を話すことができても、皮肉や冗談がわからないなどのコミュニケーションの障害があります。そこで、友だちと適切な関係がとれないなど、社会性の問題から、いじめの対象となってしまうのです。興味の範囲が限られているので、クラスの中では、共通の話題に乗れないなどのこともあります。

IQは正常範囲(85以上)なので、乳幼児診断で問題にされることは殆ありません。保育園や幼稚園では、ほかの子どもたちとの関わりの乏しさを、奇妙さで気付かれることがあるでしょう。認知プロフィールに凸凹があり、協調運動に劣り、学習面でも学習障害とされることが多くあります。学校などの社会では、理解しがたい興味の方向から奇人変人と見られがちです。

思春期、成人になると、対人関係や執着傾向のため、社会的不適応状態になることもあります。しかし、興味のある特異な専門分野などへ進むことで、社会的ストレスの少ない環境下で成功している人も少なくありません。

精神的にもろくて不器用ですが、知的には高く、近親者に同様の傾向を持つ人がいると、芸術、物理、数学などある分野では大きな業績をあげることもあります。

次は『子育ての観点からのアスペルガー症候群』

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