子育ての観点からアスペルガー症候群やADHDを紹介

13.ストレスをどう処理するかが課題


社会の中は、たくさんのストレスに満ち溢れています。

ですから、自分で、気持ちや行動を抑制する方法を見つけていかなければなりません。特にアスペルガー症候群の人には、ストレスをどうやって発散するかが重要なことです。

アスペルガー症候群である場合、当たり前の環境であってもストレスは発達障害を持たない人より反応が強く出ます。

大したことではないけれど無視できない、何かが気になって眠れない、爪噛みや抜け毛などの症状が出ます。

また、チックの程度もひどくなり、発生チック、汚言をともないトゥレット症候群を呈するなどが多く見られます。

ときには、バカなことだと思われても、こう考え、行動しなければいけないとする強迫障害を合併することもあります。このことをまず、周囲が理解しなければなりません。

まずは、ストレスがあるにもかかわらず、一生懸命に力を尽くして頑張っている子どもを認めてあげましょう。もっと頑張れ、我慢しろなどと言わないことです。

ストレスから起こった行動を、他の目立たない行動に置き換えてあげることが大事なのです。同時にストレスからの逃避方法も、考えてあげなければなりません。

自分が落ち着ける方法と場所

部屋の片隅。自分の好きなもの(ぬいぐるみ、乗り物、ときには武器など)に囲まれた空間。決まった椅子(しっかり抱いてもらう、自分を締め付けるような椅子)に座る。など

落ち着ける場所への逃避方法

トイレに行くふりをする。手を上げて静かに出て行く。など

ストレスに向かう

理屈をつける。ストレスに段階をつけ、各段階ごとに対応方法を決め、ほかの人にイライラ状態がわかるようにガードで提示する。など

アスペルガー症候群の人は、自分の気持ちやストレスが3段階(よい、普通、悪い)にしか分けられません。これを、5段階に分けて図示してみます。

色、大小のある図形など、裏には対処方法を書いておいて、自分が自分の気持ちやストレスを評価するようにし、机の上に置くこともよい方法です。

次は『もっとも理解できないのが「死ぬこと」』

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