子育ての観点からアスペルガー症候群やADHDを紹介

8.何通りも意味を持つ言葉の理解が困難


アスペルガー症候群の人には、武器や戦争、闘いなどに異常に興味があって、そんな絵ばかり描く子どももいます。

それは、機械ものが好き、というこだわりからくるのかもしれません。

私たちが何気なく使っている、「戦争で戦う」「病気と戦う」「さまざまないじめと闘う」などの言葉があります。

武器や戦争などに興味が強い子どもは、「戦う」という言葉を、具体的事物として戦争や武器と結び付けないと考えることができません。こういうこともあることは覚えておかれたらいいと思います。

ある子どもは、入院中に重症の病気と闘っているときだけ、またある子どもは、ほかの子どもからいじめられているときだけ、「戦う」という意味と関連して、そのような武器や戦争の絵を描いたというケースもあります。

言葉の意味でいえば、「早く物事をする」→「早く」は速度です。「こころが広い」→「広い」は面積です。「志が高い」→「高い」は長さのレベルを表しています。そうしたことなども、よく考えてみればもとの意味と異なった独特の表現で、アスペルガー症候群の人には理解が難しいかもしれません。

情景をビデオのように記憶しています

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