子育ての観点からアスペルガー症候群やADHDを紹介

3.ADHDの主な症状


ADHDの人は、注意の持続困難の症状があります。

特定の物事に注意をとめておくことが困難で、課題に取り組んでもすぐに飽きてしまいます。自分が楽しめる事柄には、特に努力しなくても自発的に注意が向いて持続します。

いっぽう義務を果たしたり、新しい物事を学習するときに、意識を集中し、整然とやり遂げることが困難なことが多いのです。

学業・友達関係などさまざまな麺での障害があります。また、ストレスを受けたり自分でどうにもならないような状況になると、パニックになったり、簡単に落ち込んでしまうことが多々あります。気持ちがコロコロ変わったり、自己の連綿と続く内面的な考えや空想にこころを奪われてボーッとしていたり、周囲で起こっていることに気付かなかったりすることもあります。

また、衝動性の面では、外界からのさまざまな刺激に対して無条件に、反射的に反応します。

短絡的な反応を抑えたり、行動に移す前に考えたりすることが難しいため、不注意なことをしゃべったり、急に怒りを爆発させたりします。あえて危険なことをしたり、過剰な収集癖といった衝動性も認められます。

多動性の面では、一箇所にじっとしていることができず、さまざまな刺激にただちに反応して、まるでエンジンがついたかのごとく走り回ったり、机に上ったりする行動が著明です。

小学校高学年になると、抑制できる場合が多いのですが、貧乏ゆすりや早口の絶え間ないおしゃべりは抑えられません。また、一定の時間、椅子に座っていることができなかったり、椅子の上でももじもじしたり、じっとしていることで緊張が高まることもあります。成人ではこの症状が特徴的です。

次は『ADHDの治療方針』

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