きちんと治療すればよくなる病気

甲状腺の病気には、バセドウ病橋本病甲状腺腫瘍などがあります。あまり耳慣れない病気ですが、多くは直接命にかかわるような、こわい病気ではありません。

医師の診察を受け、指示通りに治療を続けていけば、たいがいの場合、よくなります。

むしろ、この病気のこわい点は、治療を受けずにほうっておくこと。せっかく治療法があるのに、真剣に取り組まないと、徐々に悪化していく可能性があるのです。

喉仏のすぐ下にある小さな器官

甲状腺と言われても、どこにあるのか、殆どの人がピンとこないかもしれません。喉に手を当てて声を出したとき、振動するのが喉仏で、その下に位置するところが甲状腺です。

正常な甲状腺は、外から手で触ってもわかりません。なんらかの原因で腫れて大きくなると触れることができるので、しばしば病気の発見のきっかけになります。

二つの面から病気をとらえる

甲状腺の病気を理解する時に大切なのは、「機能の異常」と「形の異常」です。

甲状腺は、甲状腺ホルモンという、代謝を促すのに大切な物質をつくり、血液中に流しています。

「機能の異常」が起こると、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になったり、少なくなったりします。すると、代謝が進み過ぎたり、逆に低下したりして、いろいろな症状に悩まされることになります。バセドウ病や橋本病は、その代表格です。

「形の異常」とは、腫れやしこりができることです。甲状腺全体が大きくなるびまん性甲状腺腫と、一部にしこりができる結節性甲状腺腫があります。

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