脳梗塞や心筋梗塞も実は血管病

全身をくまなくめぐる動脈・静脈・毛細血管

血管は、心臓と体の各組織を結ぶ血液の通り道です。酸素や栄養分を各組織に運ぶ血液が通る血管を動脈といい、二酸化炭素や老廃物を受け取った血液が心臓へ戻る血管を静脈といいます。

大動脈(内径30ミリメートル)は1本ですが、次々と枝分かれし、動脈(内径6〜3ミリメートル)、小動脈(内径0.03ミリメートル)、細動脈(内径0.03ミリメートル)と細くなるにつれて本数が増え、体のすみずみまで巡らされていきます。細動脈がさらに枝分かれした毛細血管(内径0.006ミリメートル)は全身に薬100億本もあり、臓器や組織の中にじかに入り込んで、酸素や栄養分の供給と二酸化炭素や老廃物の回収をしています。

毛細血管で役目を終えた血液は、細動脈、小動脈、静脈を経由し、大静脈を通って心臓に戻ります。8割はこの静脈系を通り、2割はリンパ管で再吸収され、再び心臓に戻ります。

この心臓を中心として動脈・静脈・リンパ管をめぐる血液の流れを循環系といいます。

血管は、血管内腔の壁となる内膜(内皮細胞など)、血管の弾性を保つ役割を果たす中膜(平滑筋細胞など)、その外側を囲み、血管自身に栄養を供給する細い血管が通っている外膜の3層構造になっています。

動脈では、心臓から血液が送り出されるときの圧力がかかるため、弾力性を保つ中膜が厚く丈夫にできていますが、静脈はそれほど厚くありません。

静脈は低い血圧で、血液を下半身から心臓のある上半身へ送らなければならないため、血流が逆流しないよう、静脈弁がついています。

次は『動脈硬化』

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