高血圧は拡張期や収縮期の血圧が常に正常値を超えている状態の病気です。

高血圧の疑問解消

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血圧の疑問Q&A

自覚症状もないのに高血圧と診断されたのですが受診は必要ですか?
高血圧の状態が継続すると心臓や脳の血管病を引き起こす場合があるので受診しましょう。

自覚症状もないのに受診するのは面倒だしお金の無駄と感じてしまうかもしれませんが、高血圧の特徴はまさに自覚症状がないことなのです。自覚症状がなく、脳や心臓の血管をゆっくりと傷つけていき、ある日突然、脳卒中や心筋梗塞といった生命にかかわる重大な病気を引き起こします。

高血圧と診断される血圧の基準は?
拡張期血圧90mmHgもしくは収縮期血圧140mmHg以上が高血圧です。

病院で計測した際に、拡張期血圧が90mmHg以上、または収縮期血圧が140mmHg以上の状態が続くと高血圧になり、そこからⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度と分類され度数が高くなるほど合併症リスクが高くなります。家庭で計測した場合は、拡張期血圧が85mmHg以上、収縮期血圧が135mmHg以上の場合に高血圧とされています。

血圧が高いとどうなるの?
血管の老化が早くなり心筋梗塞や脳卒中の発症リスクが高くなります。

高血圧の状態が続くと血管壁に傷がつき硬くなってしまいます。これが動脈硬化です。動脈硬化は高血圧に関係なく老化とともに誰にでも発生する血管の老化現象なのですが、高血圧を発症していると動脈硬化が促進されてしまいます。

なぜ血圧は上がるのでしょうか?
生活習慣や加齢などの要因で上昇します。

血圧が高くなる原因を特定することはむずかしく、高血圧の95%が原因が特定できない本態性高血圧で、一般的には肥満や塩分の過剰摂取、運動不足などの生活習慣によって血圧が上昇すると考えられています。

正常高値血圧と診断されたのですが治療は必要ですか?
合併症リスクが高くなっている状態なので生活習慣の改善は必須です。

正常高値血圧とは拡張期血圧が85から89mmHg、または収縮期血圧が130から139mmHg以上の状態です。正常高値血圧の人は合併症の発症リスクが標準血圧の人の2倍といわれています。まずは食事習慣や運動習慣の改善を行いましょう。

血圧は低いほうがよいのですか?
収縮期血圧が100mmHg以下になるとめまいなどの症状がでます。

血圧は低ければよいというものではなく、高血圧の人の血圧が急激に下がると体中の血流が保てなくなり、めまいや立ちくらみ、倦怠感や強い眠気などの症状があらわれます。高齢者の場合は食後に血圧がさがる食後低血圧が起こる場合があるので注意が必要です。

拡張期血圧と収縮期血圧があるのはなぜですか?
心臓の収縮と拡張で血流が変わるため。

心臓が血液を送り出すときには心筋を収縮させます。このときに大動脈に血液が蓄えられ膨らみます。このときの圧力が収縮期血圧(上の血圧)です。逆に心臓が拡張したときは大動脈が収縮するので、大動脈に蓄えられた血液が全身に送り出されます。このときの圧力が拡張期血圧(下の血圧)です。大動脈を風船と考えるとわかりやすいかもしれません。

自宅で血圧を計測する場合に選ぶ血圧計は?
最も正確な計測ができるのは上腕計測タイプ。

様々なタイプの血圧計がありますが日本高血圧学会が推奨するのは上腕で測るタイプです。すでに手首で計測するタイプの血圧計を使っている場合は上腕タイプとの誤差が10mmHg以内であれば買い換える必要はありません。それ以上差がある場合は上腕タイプへの変更をおすすめします。

血圧を正確に計測するには?
背もたれのある椅子に座り落ち着いた状態で計測します。

自分の血圧を正確に計測するには病院だけではなく、家庭で継続して測ることが重要です。毎回同じ時間に計測するのですが、椅子に座った状態で両足は床につけておこないます。カフを巻く場所は腕の内側の肘より少し上にある脈が触れる場所(拍動点)です。


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