誰もが迎える更年期を健やかに過ごすために

目の衰え


更年期世代の男性(女性も)が目の衰えを自覚するのが老眼疲れ目です。パソコンなどOA機器の普及が目の疲れに拍車をかけます。

目の疲れをとるのには、目をつぶるのも良いのですが、それよりも遠くの景色などをみて、近いところを見続けたことによる目の調節筋の緊張を解いてあげることが効果的です。夜空を見上げて星を見ることもおすすめしたい目の休養法です。

今まで視力の良かった人でも、殆どの人が老眼(目の調節筋が衰えて近くのものが見えにくくなる)となります。老眼はそのままにしておくと目に負担がかかり疲れ目の原因になりますので、老眼鏡を使用したほうがよいでしょう。また、老眼は時間が経つとともに度の変化を生じますので、ときどき眼科で老眼鏡が合っているかどうかをチェックしてもらいましょう。

飛蚊症

男性も女性も50代になると、あたかも小型のUFOのような小物体が目の前を飛び回るのを発見するようになります。しかし、これは、目の硝子体に子どものときからあるゴミで、何かの弾みで気がついたために見える心配のないものです。

ただし、UFOの数が急に増えてきたら注意が必要です。眼底出血や網膜剥離を起こしている可能性もあるので早めに眼科を受診しましょう。

白内障・緑内障

白内障は、水晶体を構成しているたんぱく質が加齢による変化で濁ってくる状態で、水晶体が濁ると光の通りが悪くなり、見えにくくなるのです。髪の毛が白髪になるのと同じように、年を重ねるとともに起きる老化現象のひとつです。

白内障は、両方の目が同時になることが多いのですが、左右で進行がかなり違うこともあります。白内障の手術は、濁った水晶体を交換するもので30分程度で終わります。

緑内障は、黒目の部分が緑色もしくは青色に見えるところからついた病名です。緑内障は、眼圧が高くなったときに起こります。

眼球が丸い形を保てるのは、一定の眼圧が保たれ、空気が入ったボールのようになっているからです。

眼圧をコントロールしているのが、目の中にある房水(ぼうすい)という透明な成分です。房水が一定の割合で作られ、一定の割合で排出されているかぎり、眼圧は一定に保たれますが、排出に支障をきたすと目の中に房水が溜まりすぎて眼圧が高まり、視神経を痛めることになります。

房水の排出路は隅角(ぐうかく)と呼ばれる狹い水路ですが、台所の流し場に例えると、流し口がふさがった状態(閉塞型)の場合と、下水管が目詰りした状態(開放型)とがあり、このような障害が起こると、房水が排出されにくくなるのです。

緑内障は、街灯を見ると、おぼろ月のように灯りのまわりがボーッとかすんで見えるような慢性のものなら緊急性はないのですが、にわかに目がチカチカし、目だけでなく頭も痛くなり吐き気もする、というような急性の症状のときは、処置が送遅れると失明することもあるので、大至急、眼科を受診して手術が必要となります。

次は『耳の老化』

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