ニキビ肌の正しいスキンケア法や肌質に応じたニキビ対策を紹介

4.刺激と大人ニキビ

低刺激化粧品でも肌に合う合わないがある

スキンケア、メイクともに、化粧品に使われる成分の中で、肌に刺激を与え、何らかのアレルギーを起こす可能性のあるものは「指定成分」と呼ばれ、パッケージにすべて表示することが厚生労働省によって義務付けられています。

ニキビ肌に関しては、ノンコメドジェニックの処方になっているものが基本的にはおすすめですが、それを使っていれば絶対にニキビができない、悪化しないというものでもありません。どうしてかというと、ニキビはいくつもの要因が複雑に絡まり合って悪化することが多いからです。

例えば、ニキビ肌には油分は大敵と思われがちですが、化粧品に配合される油分には様々なタイプがあり、一概に悪いとは言えません。油であってもコメドを誘発しないものだってあります。パウダリーファンデーションのひとつをとっても油がなくては固められないわけですが、その原材料の質や機能性は昨今格段に高まっています。また、肌に刺激を与える可能性がある乳化剤を用いることなく、うまく乳化に成功している製品も出てきています。

化粧品に含まれる成分のコメド誘発率(4段階評価)

油溶性成分 イソプロピルイソステアレート 3
オレイン酸 3
スクワラン 1
シリコン 0
流動パラフィン 0
アボカド油 0
水溶性成分 グルセリン 0
ポリエチレングリコール200 0
プロピレングリコール 0

大人ニキビを早く治すためのスキンケアの手順

クレンジング
クレンジング料は油性の汚れをしっかり取り除きながらも低刺激なものを選びましょう。洗い流すタイプがおすすめ。拭きとりタイプは、ふきとるときについ力が入ってしまい、毛穴を刺激してしまう可能性があるからです。使う料が少ないと肌に馴染ませるときの摩擦が大きく負担がかかるので表示の適量を守りましょう。
洗顔
皮脂腺から分泌される皮脂は過剰でも、バリア機能が低下している場合が多いので、穏やかな洗い心地の洗顔料を選ぶこと。マイルドにピーリング効果を発揮するアイテムを組み合わせるとより効果的。そして、よく泡立てて、泡でやさしくなでるように洗うのが基本。きめ細かく泡立てるほど皮膚に触れる泡の表面積が増えるので、こすらなくても泡が汚れを包み込んで落としてくれるのです。ニキビを早くなくそうとゴシゴシこすることは刺激になるので厳禁。タオルでふくときも、そっと押さえるようにして水分を吸い取らせましょう。
化粧水
過剰な皮脂はとりのぞくけれど、肌がぱさつかない化粧水を選びましょう。洗浄、保湿、収れんの機能があるものがベター。天然の保湿成分であるNMF細胞間脂質のセラミドアミノ酸などが配合された化粧水なら、肌の水分蒸発を防ぎ、バリア機能を回復させることができます。コットンにたっぷりとって、やさしく肌をふきとる、または、なじませましょう。
美容液
活性酸素を除去し、皮脂分泌をコントロールするビタミンC美容液は強い味方。表皮系脂質(セラミドなど)配合やオイルフリータイプの美容液もバリア機能の強化には大切です。
保護クリーム
皮脂や紫外線から肌を保護するクリームをつけましょう。ニキビの元となりやすい成分を含まないノンコメドジェニックのものを選ぶこと。

皮脂と汗のコンビは最強最悪

代謝を高めるために、運動などで汗をかくのはいいことですが、皮脂の分泌も同時に高まりますし汗は肌を刺激します。汗の成分である尿素と塩分が刺激となるわけです。これは顔ばかりでなく、体に関しても言えること。汗はこまめにふきとる、または、早めにさっと洗ってニキビを予防しましょう。

メイクのスポンジやパフ、ブラシを清潔に保つ

ファンデーションのスポンジやパウダーのパフ、メイクブラシなどは直接肌に触れるもの。汚れたまま使い続けると雑菌が繁殖し、肌への刺激となります。汚れが目立ってきたら、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で押し洗いや振り洗いをし、日陰の通気性のよい場所で十分に乾かしてから使いましょう。

ボディの洗いすぎや化繊のタオルは避ける

ニキビがある部分をゴシゴシ洗うのは、洗顔の場合と同じく刺激が強すぎるので避けましょう。また、薬用の殺菌作用のある石鹸も、肌をカサつかせてしまう可能性があるので避けたほうがいいでしょう。

ただ、ボディのニキビは意外に頑固。ニキビに刺激は禁物といっても、アトピー用の低刺激石鹸などでは洗浄力が弱く、過剰な皮脂を落とすことができません。低刺激ではあっても、きちんとした洗浄力があるものを選びましょう。固定石鹸でもボディソープでも、形状は問いません。よく泡立てれば泡の力で皮脂や汚れは十分落ちます。タオルは摩擦が強い化繊でなく、天然繊維のものを選んで、やさしく洗うこと。
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