ニキビ肌の正しいスキンケア法や肌質に応じたニキビ対策を紹介

1.毛穴と大人ニキビ

毛穴の大きさや広がりとニキビの関係って?

キメの粗い肌と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは、毛穴が開いて脂っぽい肌です。キメ細かな肌が皮脂でてかっているという印象はありませんよね。

キメが細かい肌は、皮溝が細かく均一に走り、皮丘がふっくらとした弾力を持っており、毛穴は引き締まっていて目立ちません。いわゆるノーマル肌から、やや感想に傾く肌質の人に見られる状態です。ニキビは毛穴が大きく広がってキメが粗く見える人にだけできるものと捉えがちですが、一概にそうとも言えません。

大人ニキビの場合、元来の肌質が毛穴が目立たない、キメの細かい理想的な肌であってもできるのです。生理前、気温の上昇、飲酒や喫煙などが原因で、誰でも皮脂の分泌量には差が出てきます。ノーマルな肌であっても、こうした状況では多少脂っぽくなるものなのです。ところが、大人ニキビのは、肌のてかりやべたつきを特に酷く感じない場合でも、いきなり赤く硬いふくらみとなってあらわれることもあります。

角化異常で出口をふさがれて、皮脂でいっぱいになった毛包でアクネ菌が増殖し、毛穴はどんどん押し広げられ、大きく根の深いニキビができるのです。

毛穴がふさがってしまうことがニキビにとっては問題なのですが、ホルモンの影響で皮脂腺から生産される油の量が部分的に増えれば、それもニキビの誘因となります。ニキビができてないときの普段のケアでは、しっかり毛穴を掃除した痕に必ず毛穴を引き締め、ニキビの特徴が見えたら、より一層毛穴をふさがないケアを心がけましょう。

化粧品選びの三原則はノンコメドジェニック、抗酸化、ノンケミカル

化粧品はコメドができにくいノンコメドジェニック処方であること、UVカット化粧品は紫外線吸収剤を含まないものを前提に選びましょう。毛穴がふさがれやすくなったり、肌によけいな刺激を与えないためです。

ファンデーションは高機能化して、酸化しにくく毛穴をふさがない処方のものが増えていますが、皮脂と混じり合うと酸化が進むので、メイク直しをこまめにしましょう。皮脂を抑えるだけでなく、できれば化粧水を含ませたコットンなどで拭き取るのがベター。酸化した皮脂を長時間肌にのせたままにしておくと、ニキビ菌が好む肌環境が作られてしまいます。夜のメイク落としも手抜きをしないようにしましょう。

ニキビがひどいときは、UVカット効果のある下地にパウダーをのせる程度の軽いメイクにするのも手。粉体UVカット効果があるうえ、皮脂を吸収してくれる効果もあります。また、ニキビのある人の抗酸化に特におすすめなのがビタミンC配合美容液です。ニキビも気になるし、年齢的に肌の老化もそろそろ気になるという人にもおすすめです。

ビタミンCは、老化の原因のひとつである活性酸素を消去する働きがあり、また肌の元であるコラーゲン生成に欠かせない成分。不足なく補っておき、更に保湿を心がければ、老化予防効果にも大いに期待できます。

小鼻に目立つ黒ニキビ解消の裏ワザ

毛穴につまった皮脂が酸化して黒いポツポツが目立ってくることがあります。特に目立つのは小鼻から頬にかけての部分。毛穴用のはがすパックでごっそり取り去るという方法もありますが、より肌にやさしい毛穴対策をご紹介します。

まず、熱いお湯を絞った蒸しタオルを作り、鼻に当てて十分に毛穴を開きます。次に、良質のオイルクレンジングや保湿・保護用の美容オイル(いずれもノンコメドジェニック)をつけて小鼻をやさしくマッサージ。クレンジングオイルならそのままにして、からだを洗ったり、湯船に浸かったりして時間をおき、最後に洗顔料を使って十分に洗い流します。お風呂からあがったら、化粧水をつけたコットンの厚みを二枚に割いて両手に持ち、小鼻を両側から挟むようにして、毛包につまった皮脂をやさしく押し出します。

これはキッチンの換気扇の油汚れに油をつけると、汚れが溶けてよく落ちる原理と同じ。毛包につまってへばりついていた皮脂がオイルで溶かされ、出やすくなります。
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