肥満症はBMIが25以上でコレステロールや中性脂肪が危険な数値になっている状態です。

中性脂肪と食事の関係

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肥満を放置すると更に肥満になる仕組みとは?

中性脂肪は食事に含まれる食物の脂肪によって体内で合成されるので、食後3〜4時間くらいの間は一時的に血液中の中性脂肪の値は上昇し続けます。

ただし、適切な量の食事を摂ってれば、余分な中性脂肪はリポ蛋白リパーゼという酵素が作用し分解され脂肪細胞に貯蓄されるので血液中の中性脂肪の値は上昇しても時間が経てばもとの数値に戻ります。

ところが、肥満の状態で過食や食事回数が多い人の場合は別で、血液中の中性脂肪の値は長時間高い状態が続き、なかなか減少しません。

適切な食事量と食事回数であれば問題はないのですが、継続的に中性脂肪の過剰摂取の状態が続くと常に血液中の中性脂肪値が高い状態になり中性脂肪が脂肪細胞にどんどん蓄積され肥満が促進してしまうのです。

肥満で過食の人が太りやすい理由

食事をすると血液中のブドウ糖が増えますが、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが処理してくれます。

このインスリンが機能しなって血液中のブドウ糖が増え続けている状態が糖尿病です。

過食などで血液中のブドウ糖の量が一定値を超えるとインスリンの分泌量も増加します。

インスリンは肝臓で中性脂肪の合成をするので、インスリンの分泌量が増えれば中性脂肪も増えてしまうのです。

すると中性脂肪を分解するリポ蛋白リパーゼの分泌量が追いつかなくなり、血液中の中性脂肪の値が高い状態が続いてしまうのです。

食事の回数や量が多いことが原因で肥満を発症している人が食習慣を改善せずに放置していると、肥満が肥満を呼ぶ悪循環に陥るのです。

さらに、中性脂肪が分解されると遊離脂肪酸ができるのですが、遊離脂肪酸にはインスリンの働きを阻害する作用があるので血糖値が下がりにくくり糖尿病の発症リスクが高くなります。

当然ですが、中性脂肪の増加は糖尿病だけではなく、その他の生活習慣病の危険因子になります。

肥満と重要な関わりがある脂肪細胞

以前は、脂肪細胞は中性脂肪を貯蓄するためだけの細胞と考えられていたのですが、最近の研究では、それ以外の働きに関与する色々な物質を分泌する役割があることが発見されています。

現在明らかになっているものでは、脂肪細胞で蓄積する中性脂肪の量が増えると食欲を抑制したり、エネルギーの消費を促進させるレプチンや、糖尿病、血栓や動脈硬化、血圧を上昇させる物質を多く分泌されるようになるのです。

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