更年期に発症しやすいパーキンソン病の症状や治療法を詳しく解説します。

パーキンソン病の寡動・無動とは

スローモーションのような動き、身振りが少なくなる

動きがゆっくりになる、動作を始めるまでに時間がかかることを寡動といいます。無動というのは、文字通り動きがなくなることです。

たとえば、椅子から立ち上がって歩く場合、立ち上がるのもゆっくり、最初の一歩を踏み出すまでにも時間がかかり、いざ歩き出してもノロノロとしか歩けない、歩くときの腕振りも少なくなる。パーキンソン病患者の動きは、まるでスローモーションを見ているようだと表現されることもありますが、このような状態を寡動といいます。

また私たちは会話をするとき、自然と身振り手振りを交えますが、会話をしているときにそうした動きが見られなくなるのは、典型的な無動の症状といえるでしょう。

表情の変化が少なくなり、まばたきをする回数が減る仮面様顔貌、話し方に抑揚がなくなって低い声でぼそぼそとしゃべる単調言語、文字を書いているうちに、どんどん字が小さくなっていく小字症なども、代表的な寡動・無動の症状として知られています。

その他、ボタンかけがしにくい、衣類の脱着に時間がかかる、箸がうまく使えない、寝返りがしにくい、足が前に出にくい(すくみ足)などもパーキンソン病の患者さんによくみられる寡動・無動の症状です。

2つの違った動作を同時に行えなくなる

寡動・無動の症状ではないのですが、2つの動作を同時にうまく行えなくなるのも、パーキンソン病の大きな特徴です。

たとえば、ふすまを閉めながら、振り返るものをとりながら、振り返るお茶を飲みながら、テレビのリモコンでチャンネルを変えるなど。

こうした日常生活での何気ない動作や動きが不自由になって、家族が異変に気付き病気が発見されることもあります。

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