更年期に発症しやすいパーキンソン病の症状や治療法を詳しく解説します。

静止時の振戦(しんせん)とは

何もしていないとき1秒間に5回前後のふるえがある

振戦というのは字の通りふるえるえという意味です。私たちの体は寒いときや緊張したときにふるえます。

パーキンソン病のふるえは何もしていない状態や力を抜いてリラックスしているときに起こるのが最大の特徴です。自分でふるえを意識したり、体を動かすとふるえが軽減することが多いでしょう。

特に、横になるとふるえが起こるのに、眠っているときは止まるなどです。しかし再び目が覚めるとふるえは再開します。

ふるえ方が規則的なこともパーキンソン病の特徴で、1秒間に5回前後のふるえがみられることが多いでしょう。

また、親指と他の指をこすり合わせるような、独特のふるえ方をすることもあります。これはその姿勢が丸薬を丸めるしぐさに似ていることからピルローリングと呼ばれています。

初期のふるえは、左右どちらかの手か足から始まります。進行するとふるえる範囲が広くなり、ふるえる時間も長くなります。ふるえが強くなると、唇や下顎がふるえたり、茶碗を持っていても手がガタガタとふるえるようになります。

動作時のふるえや頭や声のふるえは違い病気の可能性が

静止時の振戦は、パーキンソン病患者の7〜8割を占める症状です。例えば椅子に座って両手を膝の上に置いたときにふるえが出たり、歩行中にピルローリングのような動作があればパーキンソン病の可能性が高いでしょう。

一般的に、医師がパーキンソン病かどうかを判断する際に腕を水平にして手首を直角に曲げたときにふるえがでる羽ばたき振戦をチェックします。

パーキンソン病のふるえと間違いやすい病気に本態性振戦というのがあります。この病気は手を持ち上げたり字を書くときなど、何か動作をするときにふるえが出ます。

また、本態性振戦の場合は、頭がふるえたり声がふるえたりすることもあります。しかし、パーキンソン病では頭のふるえは殆どありませんし声がふるえることもありません。

パーキンソン病のふるえは動作をするときに止まる場合が殆どなので日常生活の支障はありません。

また、立ち上がった際に足や体が大きくふるえたりするのはパーキンソン病の症状ではなく起立性振戦というものです。

ふるえはパーキンソン病の大きな特徴ですが、ふるえだけで必ずしもパーキンソン病と断定することはできません。

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