更年期に発症しやすいパーキンソン病の症状や治療法を詳しく解説します。

その他の薬

塩酸セレギリン

脳内のドーパミンを分解する酵素(モノアミン酸化酵素)の働きを抑える薬が塩酸セレギリンです。日本で使われるようになったのは1998年からで、L-ドーパ製剤と一緒に使われます。

塩酸セレギリンには、L-ドーパ製剤の使用料を抑えられる、L-ドーパ製剤の効果を長く保てる、L-ドーパ製剤を長期に服用したときに現れるウェアリングオフ現象を軽減するなどのメリットがあります。

副作用は少ないといわれていますが、起立性低血圧不眠などの症状が出ることもあります。

塩酸アマンタジン

塩酸アマンタジンはインフルエンザの治療薬です。

パーキンソン病の患者さんがインフルエンザの治療のためにこの薬を飲んだら、パーキンソン病の症状もよくなったことから、現在はインフルエンザの治療だけでなく、パーキンソン病の治療にも使われるようになりました。

塩酸アマンタジンは抗コリン剤と同じように、アセチルコリンの働きを弱め、ドーパミンを効率よく働かせ、症状を軽くするのではないかと考えられています。ただし薬の効き目はあまり強くはないので、パーキンソン病の初期で、まだ症状が軽いときに使われることが多いでほう。

また最近では、L-ドーパ製剤を長期に使ってジスキネジアが現れたときにも、塩酸アマンタジンが使われることがあります。

めまいや不眠、吐き気などの副作用も少ないですが、腎臓の働きが悪い場合に、手足の細かいふるえや錯乱などの症状が出ることがあります。高齢になると腎機能も低下しがちなので、この薬を使用する前には腎臓のチェックが必要です。

ドロキシドーパ

ノルアドレナリン補充薬ともいい、パーキンソン病の症状のひとつです。

また、L-ドーパ製剤を長期に飲んでいる場合にもみられる、すくみ足を改善するために、日本で開発された薬です。しかし残念ながら、その治療効果はあまり高いとはいえません。

なお、この薬は起立性低血圧の改善に効果があるので、パーキンソン病の治療だけでなく、起立性低血圧の治療に使われることもあります。

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