次の3つのどれかに当てはまる人は、要注意です。
唾液が少ない
唾液には、食べ物のカスや細菌を洗い流す働きがあります。体質的に少ない人は、細菌が増殖しやすく、口で呼吸する癖がある人も歯肉や口内が乾燥し、唾液の抗菌作用が低下してしまいます。
歯並びが悪い
歯磨きの磨き残し部分に、歯垢がたまります。
生活習慣病が乱れている
ストレスが多い、食事が不規則、喫煙する・・・などの生活習慣に心当たりのある人は、リスクが高い状態です。
また、生えたての歯は虫歯になりやすい。歯は、唾液の中にあるカルシウムやリンによって徐々に強くなっていくものです(石灰化)。10歳くらいまでのお子さんは、とくに注意してあげてください。また20代〜30代では、歯と歯の間がしっかり密着し、隙間に歯ブラシが届きにくくなります。さらに歳を重ねると、歯と歯の隙間が広がって、歯垢がたまりやすくなり、歯周病になるリスクが高まります。