症状
ポリープとは、粘膜に局所的にできたきのこのような隆起のことで、良性腫瘍の一種です。
一般的には無症状で、胃のバリウム造影検査(X線検査)で見つかります。過形成性(粘膜細胞の増殖がみられる)ポリープの場合は、1センチ以上大きくなると、出血がみられることがありますが、がん化する可能性は低いようです。
原因
ポリープが形成される直接の原因はわかりませんが、年代が高くなるほど、発症率が上がる傾向があります。
治療法
ポリープの形や大きさ、性質、表面の性状などによって治療の必要性が判断されますが、大半は1年に1回程度の経過観察を行うだけで十分です。
大きなものは、内視鏡下で切除することもあります。