1.ADHDの意味を知りましょう
ADHDの子どもは、衝動的で落ち着きがなく、授業に集中できなかったり、不注意でボーッとして呼びかけられても気が付かなかったりします。ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、対応策が...
続きを読む2.ADHDの原因と経過
ADHDは生化学的には、ドーパミンおよびノルアドレナリン系の機能低下、解剖学的には前頭前野(前頭連合野)・線条体・小脳の機能低下が想定されています。認知神経心理学的には以下の障...
続きを読む3.ADHDの主な症状
ADHDの人は、注意の持続困難の症状があります。特定の物事に注意をとめておくことが困難で、課題に取り組んでもすぐに飽きてしまいます。自分が楽しめる事柄には、特に努力しなくても自...
続きを読む4.ADHDの治療方針
ADHDの子どもには、すぐに行動しないことや「キレない」ために待つこと、SST(社会生活訓練)という気持ちを落ち着かせるためにリラクゼーションを覚えることなどを通じて、自己有能感の...
続きを読む5.ADHDとはどんな状態なのか?
ADHDの人とPDD(広汎性発達障害・アスペルガー症候群)の人とはどんな症状の違いがあるのか以下にまとめました。ADHDの人の場合は、周囲をあまり考慮せずに自分の「感情」をストレ...
続きを読む6.ADHDへの対応のしかたを知る
ADHDの人は、子どもでなくても「褒められたい」という気持ちが強いようです。ADHDの人は、そそっかしかったり、集中力に欠けていたり、計画性も欠いていますから、行動を起こしても...
続きを読む7.アスペルガー症候群に似た症状・行為障害(ディスプラクシア)
NVLD(非言語性学習障害)とも重なりますが、発達協調運動障害とADHDを併せ持った場合には、重度のDAMP症候群、生理学的・神経学的な運動機能障害の表出があるときには重度の行為障...
続きを読む8.アスペルガー症候群に似た症状・DAMP症候群
1950年代、医学会では、運動過多、運動過少、注意欠陥障害、不器用、認知障害などさまざまな状態をMBDと診断し、教育会ではLD(学習障害)としていました。その後、発達障害という...
続きを読む9.ADHDとPDDに認められる多動・衝動性の違い
落ち着きがない、あるいは多動といっても、さまざまな状態があります。個性の範囲・発達の未熟性・環境要因・家庭環境、いわゆるアルコール依存する以前の両親と関係してのアダルトチルドレ...
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