パントテン酸のはたらきと効能

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エネルギー代謝を大きくサポート

パントテン酸は、コエンザイムAと言う補酵素の構成成分として、多くの代謝過程において中心的なサポート役として働いています。

コエンザイムAは、3大栄養素である糖質・脂質・タンパク質からエネルギーが作り出されるときに、140種類以上もの酵素の重要な補酵素となります。コエンザイムAの原料であるパントテン酸は、体内のすべての組織にとって必須のビタミンであるといえます。

パントテン酸には、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)を増やしたり、抗ストレス作用を持つ副腎皮質ホルモンや神経伝達物質の合成、風邪をひきにくくするといった免疫抗体の合成、薬物の解毒作用などの働きにも関与しています。

パンテトン酸は普通の食事で不足する事は無い

パンテトン酸の語源が、ギリシャ語の「至るところに存在する」にあるように、パントテン酸は動物性から植物性までいろいろな食品に多く含まれています。また、腸内細菌によっても合成されるので、普通の食生活で欠乏する事はほとんどありません。

極度の栄養失調状態に陥ると、欠乏症を起こす場合があります。パントン酸が欠乏すると、動物では皮膚炎や成長障害、副腎の障害が現れます。ヒトでは、実験的に欠乏状態に陥ると、頭痛や疲労、手足の知覚障害などの症状がみられることが報告されています。

パントテン酸を多く含む食品

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1食当たりの目安量 含有量(㎎)
鶏肝臓50g 50.5
豚肝臓50g 3.60
牛肝臓50g 3.20
鶏もも肉70g 1.44
魚介 子持ちガレイ100g 2.41
ニジマス100g 2.36
たらこ40g 1.47
ウナギの蒲焼100g 1.29
その他 納豆50g 1.80
アボカド70g 1.16

パントテン酸を上手に摂取するには

パントテン酸は、あらゆる食品に含まれていますが、缶詰・冷凍・精製などの加工過程で分解されやすいので、加工度の低い食品を利用した方が、効率よく取ることができます。また、中性域では比較的安定していますが、水に溶け易く、熱で分解されやすいので、シンプルな調理法が理想的です。

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