2) 痛風の原因

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高尿酸血症の罹患率は成人男性の20%


足の指の付け根などの関節に起こる痛風は、血液中の尿酸が増え過ぎると起こる病気です。

つまり高尿酸血症の人に起こるわけです。

高尿酸血症にかかる人のうち、10〜20%の人が痛風発作を起こしています。このように、高尿酸血症になると必ず痛風の発作が起きるわけではありませんが、発作を起こす人の99%は高尿酸血症にかかっています。

高尿酸血症は、1960年代には約5%でしたが、1970年代からは急増しており、現在では成人男性の約20%がかかっているといわれています。

高尿酸血症は圧倒的に男性に多い病気です。

女性の場合は、閉経前には稀です。閉経後約3〜5%の割合で発症しますが、腎障害によるものか、薬物による副作用が原因で起きる場合が殆です。

生活習慣病と併発すると虚血性心疾患や脳卒中の危険が高くなる

高尿酸血症になったからといって、特別な自覚症状はありません。しかし、放っておくと、痛風発作を繰り返し起こすばかりでなく、腎障害や尿路結石を起こすことになります。

また、高尿酸血症にかかると高い確率で、肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病を併発します。

逆に糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病にかかっている人が高尿酸血症になると、心筋梗塞や脳卒中になりやすいこともわかっています。

しかも困ったことに、高尿酸血症の人の80%がなんらかの生活習慣病を併発しているとの報告もあります。

国内の痛風予備軍である高尿酸血症にかかっている人は、約500万人いると推定されています。

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