ラコールNF配合経腸用半固形剤について
ラコールNF配合経腸用半固形剤は、経口摂取が困難な患者に対して、消化管を経由して栄養を補給するための医薬品です。
主成分
- 乳カゼイン
- 分離大豆たん白質
- トリカプリリン
- ダイズ油
- シソ油
- パーム油
- マルトデキストリン
- 精製白糖
- 各種ビタミン、ミネラル
分類
- 経腸栄養剤
効能・効果
- 手術後患者の栄養保持
- 長期にわたり経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給
用法・用量
通常、成人標準量として1日1,200~2,000g(1,200~2,000kcal)を胃瘻より胃内に1日数回に分けて投与します。 年齢、症状により適宜増減されます。 必ず医師の指示に従って使用してください。
副作用
主な副作用として、以下のものが報告されています。
- 消化器症状(下痢、腹部膨満感など)
- 電解質異常
- 高血糖
重大な副作用として、以下のものが報告されています。
- アナフィラキシーショック
その他
- ラコールNF配合経腸用半固形剤は、牛乳由来のカゼインを含んでいるため、牛乳アレルギーのある患者は使用できません。
- 使用中に気になる症状が現れた場合は、医師または薬剤師に相談してください。
- 妊娠中または授乳中の方、あるいは妊娠している可能性がある方は、必ず医師に相談してください。
注意事項
この情報はラコールNF配合経腸用半固形剤の一般的な情報であり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。 必ず医師または薬剤師の指示に従って使用してください。
より詳しい情報が必要な場合は、添付文書をご確認いただくか、医師または薬剤師にご相談ください。