SG配合顆粒について
SG配合顆粒は、4つの有効成分を配合した総合感冒薬で、解熱鎮痛作用、鎮静作用、中枢神経興奮作用を併せ持ち、様々な痛みや発熱、炎症を伴う疾患に用いられます。
主成分
- イソプロピルアンチピリン (IPA)
- アセトアミノフェン
- アリルイソプロピルアセチル尿素
- 無水カフェイン
分類
- 総合感冒薬
- 解熱鎮痛薬
効能・効果
- 感冒、耳痛、咽喉痛、月経痛、頭痛、歯痛、症候性神経痛、外傷痛
用法・用量
- 通常、成人は1回1gを1日3~4回経口投与します。
- 頓用の場合には、1~2gを服用しますが、追加する場合は少なくとも4時間以上間隔をあけてください。
- 年齢、症状により適宜増減されますが、1日最高4gまでとします。
- 必ず医師の指示に従って服用してください。
副作用
主な副作用として、以下のものが報告されています。
- 発疹
- 悪心
- 食欲不振
- 胃腸障害
- 便秘
- 口内炎
- 眠気
- めまい
- 頭痛
- 動悸
- 発熱
- 倦怠感
重大な副作用として、以下のものが報告されています。
- ショック
- アナフィラキシー
- 中毒性表皮壊死融解症
- 皮膚粘膜眼症候群
- 肝機能障害
- 腎障害
- 喘息
- 意識障害
- 痙攣
その他
- SG配合顆粒は、解熱鎮痛成分であるイソプロピルアンチピリンとアセトアミノフェン、鎮静成分であるアリルイソプロピルアセチル尿素、中枢神経興奮成分である無水カフェインを配合しています。
- イソプロピルアンチピリンは、ピリン系の解熱鎮痛成分であり、他のピリン系薬剤と同様に、まれに重篤な副作用を引き起こすことがあります。
- アセトアミノフェンは、解熱鎮痛成分であり、比較的安全性が高いとされていますが、過量服用により肝障害を引き起こすことがあります。
- アリルイソプロピルアセチル尿素は、鎮静成分であり、眠気やめまいなどの副作用を引き起こすことがあります。
- 無水カフェインは、中枢神経興奮成分であり、不眠や動悸などの副作用を引き起こすことがあります。
- SG配合顆粒は、他の解熱鎮痛薬や感冒薬との併用は避けてください。
- 妊娠中または授乳中の方、あるいは妊娠している可能性がある方は、必ず医師に相談してください。
注意事項
- この情報はSG配合顆粒の一般的な情報であり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
- 必ず医師または薬剤師の指示に従って服用してください。
- より詳しい情報が必要な場合は、添付文書をご確認いただくか、医師または薬剤師にご相談ください。