アーチストについて
アーチストは、有効成分であるカルベジロールを含有する医薬品で、主に高血圧症や狭心症、慢性心不全の治療に用いられます。
主成分
- カルベジロール
分類
- β遮断薬
- α遮断薬
効能・効果
- 狭心症
- 本態性高血圧症（軽症～中等症）
- 慢性心不全（軽症～中等症）
用法・用量
- 狭心症、本態性高血圧症の場合
- 通常、成人は1日1回10mgから投与を開始し、効果が不十分な場合には1日20mgまで増量します。
- 1日2回投与も可能です。
- 慢性心不全の場合
- 通常、成人は1回1.25mgから投与を開始し、忍容性があれば1～2週間以上の間隔で徐々に増量し、維持量として1日2回10mgを投与します。
- 患者さんの状態により、減量が必要な場合があります。
- 必ず医師の指示に従って服用してください。
副作用
主な副作用として、以下のものが報告されています。
- 徐脈
- 低血圧
- めまい
- ふらつき
- 頭痛
- 倦怠感
- 吐き気
- 便秘
- 下痢
- 発疹
- かゆみ
重大な副作用として、以下のものが報告されています。
- 重症の徐脈、心停止、房室ブロック、洞不全症候群
- 心不全悪化
- 喘息発作
- 肝機能障害
- 血小板減少
その他
- 妊娠中または授乳中の方、あるいは妊娠している可能性がある方は、必ず医師に相談してください。
- 自己判断で服用を中止しないでください。
- 服用中に気になる症状が現れた場合は、医師または薬剤師に相談してください。
注意事項
- この情報はアーチストの一般的な情報であり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
- 必ず医師または薬剤師の指示に従って服用してください。
- より詳しい情報が必要な場合は、添付文書をご確認いただくか、医師または薬剤師にご相談ください。