アイトロールについて
アイトロールは、狭心症の治療に用いられる硝酸薬です。血管を拡張し、心臓の負担を軽減することで、狭心症の発作を予防・軽減する効果があります。
主成分
- 一硝酸イソソルビド
分類
- 硝酸薬、血管拡張薬
効能・効果
- 狭心症
用法・用量
- 通常、成人は1回20mgを1日2回経口投与します。
- 年齢、症状により適宜増減されますが、効果不十分な場合には1回40mg1日2回まで増量できます。
- 労作狭心症又は労作兼安静狭心症で発作回数及び運動耐容能の面で重症と判断された場合には1回40mg1日2回を経口投与できます。
- 必ず医師の指示に従って服用してください。
副作用
主な副作用として、以下のものが報告されています。
- 頭痛
- めまい
- 動悸
- 顔面潮紅
- 吐き気
- 嘔吐
- 血圧低下
重大な副作用として、以下のものが報告されています。
- ショック
- チアノーゼ
- 失神
- 意識消失
その他
- アイトロールは、自己判断で服用を中止しないでください。
- 服用中に気になる症状が現れた場合は、医師または薬剤師に相談してください。
- 妊娠中または授乳中の方、あるいは妊娠している可能性がある方は、必ず医師に相談してください。
- PDE5阻害薬(バイアグラ、レビトラ、シアリスなど)との併用は禁忌です。
注意事項
- この情報はアイトロールの一般的な情報であり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
- 必ず医師または薬剤師の指示に従って服用してください。
- より詳しい情報が必要な場合は、添付文書をご確認いただくか、医師または薬剤師にご相談ください。