疾病を予防し健康を維持する
ビタミンと同じような働きをする
ビタミン様物質は、
疾病予防や健康維持に有効
ビタミン様物質は、生命維持のために摂取が必要と言うより、
欠乏症が認められればビタミンの仲間入りができますが、
ビタミンに負けない有効物質がずらり
ユビキノン
コエンザイムQ、ビタミンQとも呼ばれます。
12種類同族体のうち、コエンザイムQ10は、
コリン
細胞膜や神経組織を構成するレシチンや神経伝達物質のアセチルコ
ビタミンP
シトリンやルチン、
ルチンには、ビタミンCとともに毛細血管を強くする働きがあり、
イノシトール
細胞膜を構成するリン脂質の成分として重要な物質です。
「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれ、
パラアミノ安息香酸
ビタミンBxとも呼ばれます。葉酸の合成に不可欠な物質です。
ビタミンU
キャベツから発見されたことから、キャベジンとも呼ばれます。
リポ酸
ビタミンB1とともに糖質の代謝に関与しています。
オロット酸
ビタミンB13とも呼ばれます。脂肪肝予防に働きますが、
カルニチン
ビタミンBtとも呼ばれます。
ビタミン様物質の種類
種類 | はたらき | 含有食品 |
ユビキノン(コエンザイムQ) | 体内の化学反応に関与、抗酸化作用 | レバー、牛肉、豚肉、カツオ、マグロ |
コリン | 脂肪肝予防、神経伝達 | レバー、卵、大豆、ささげ、牛肉、豚肉 |
ビタミンP | 毛細血管の強化、血圧降下作用 | みかん、レモン、オレンジ、あんず、そば |
パラアミノ安息香酸(ビタミンBx) | 葉酸の構成成分、皮膚疾患に有効 | レバー、卵、牛乳、玄米、胚芽パン |
ビタミンU | 胃・十二指腸潰瘍の予防 | キャベツ、レタル、セロリ、青のり |
リポ酸 | 糖質の代謝に関与、抗酸化作用 | レバー、酵母 |
オロット酸(ビタミンB13) | 核酸合成、脂肪肝予防 | 根菜、小麦麦芽、ビール酵母 |
カルニチン(ビタミンBt) | 脂肪酸の代謝を促進 | 羊肉、牛肉 |