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虫歯と歯周病は、どちらも歯垢(プラーク)の中の細菌が原因です。1ミリグラムの歯垢には1億以上の細菌がいて、歯に付着した菌は酸を出し、歯をとかして虫歯をつくる。歯と歯ぐきの隙間に入り込んだ菌は、歯周病を引き起こします。

歯周病は、気付いた時には進行していることも多く、痛くないからといって放置すると歯が抜け落ちることも。また、炎症を起こした歯ぐきから菌が血液中に入り、糖尿病を悪化させたり、動脈硬化を促進するなど、全身に悪影響を及ぼしかねません。

歯周病菌のなかには、女性ホルモンを栄養にして増殖するものもあり、とくに月経前や妊娠中は、症状が悪化しやすいので注意してください。

歯周病菌チェックテスト

口臭を指摘された、または口臭が強くなったと感じる
歯ぐきがムズムズする
歯ぐきが腫れている
歯と歯の間に食べ物が挟まりやすい
歯が歯ぐきから浮いた感じがする
歯を磨くと出血する
朝、口の中がネバネバする
歯ぐきを押すと血や膿がでる

3つ以上当てはまると歯周病の可能性があります。歯科医の診察を受けてみましょう。

唾液が少ない

唾液には、食べ物のカスや細菌を洗い流す働きがあります。体質的に少ない人は、細菌が増殖しやすく、口で呼吸する癖がある人も歯肉や口内が乾燥し、唾液の抗菌作用が低下してしまいます。

歯並びが悪い

歯磨きの磨き残し部分に、歯垢がたまります。

生活習慣病が乱れている

ストレスが多い、食事が不規則、喫煙する・・・などの生活習慣に心当たりのある人は、リスクが高い状態です。

また、生えたての歯は虫歯になりやすい。歯は、唾液の中にあるカルシウムやリンによって徐々に強くなっていくものです(石灰化)。10歳くらいまでのお子さんは、とくに注意してあげてください。また20代〜30代では、歯と歯の間がしっかり密着し、隙間に歯ブラシが届きにくくなります。さらに歳を重ねると、歯と歯の隙間が広がって、歯垢がたまりやすくなり、歯周病になるリスクが高まります。

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