症状

慢性肝炎が長期化して、肝細胞が破壊され、線維化して肝臓が固くなる病気です。線維化すると血流障害が起こり、食道・胃静脈瘤が破裂して、消化管出血を起こすことがあります。

肝細胞が壊死して酸素や栄養が十分供給されなくなると肝機能が低下し、黄疸、腹水、むくみ、肝性脳症(肝臓で解毒できなくなった有害物質が脳内に入り、意識障害などが起こる症状)が現れます。

さらに進行すると、肝不全におちいり、重大な事態に至ります。

原因

原因の7〜8割は肝炎ウイルス(主にC型)によるものです。そのほか、アルコール性感障害や自己免疫性肝炎から進行するケースもあります。

治療法

肝硬変を根治させる方法はなく、原因となる慢性肝炎の治療を行うことで、症状の進行を食い止めます。また、一部のインターフェロンは使用が認められています。

過度な運動や重労働は避ける、高たんぱく・適正エネルギーの食事を心がける、禁酒する、などの生活改善も大切です。

消化管出血や肝性脳症を起こした場合は、生命にかかわるため、緊急の処置が必要になります。

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