症状

従来のインフルエンザは、毎年、12〜2月ごろを中心とした時期に流行し、「季節型インフルエンザ」と呼ばれます。2009年より感染拡大した「新型インフルエンザ」はA型インフルエンザの一種です。症状は突然38度以上の高熱が出て、関節痛、ゾクゾクするような悪寒、頭痛、だるさなど全身症状をともなうのが特徴です。熱や痛みのピークは2〜3日続き、その後、鼻汁やのどの痛みなど普通感冒と同じような症状が出てきます。通常は3〜4日で軽減し、1週間ほどで回復します。

原因

インフルエンザウイルスに感染している人の咳やくしゃみのしぶきを吸い込むことで感染します。これを飛沫感染といいます。インフルエンザウイルスには、主にA型・B型・C型の3種類がありますが、冬季に流行するのはA型かB型で、その年によって流行する型や流行の規模は異なります。

治療法

インフルエンザの診断には専用の診断キットがあり、約10分で診断結果を知ることができます。インフルエンザと診断がついた場合、発症から2日以内であれば、タミフル、リレンザという抗インフルエンザウイルス薬を用いて回復を早めることができます。

ただし、通常はとくにタミフル、リレンザを使用しなくても、対処療法(解熱薬や鎮痛薬の使用)と暗線を心がければ自然によくなります。

インフルエンザもかぜと同様に予防が大切で、流行期に入る前にワクチンを接種しておいたり(かかりにくくなるのと同時に、かかっても軽症ですむ効果がある)、流行期は人混みにでない、うがい・手洗いを励行するなどの対策が必要です。