症状
筋肉の炎症によって筋力低下や関節痛が起こります。症状は徐々に悪化し、手足が上がらなくなり、日常生活に支障をきたすようになります。それとともに、皮疹(顔や手に暗紅色の発疹ができて皮がむける症状)が現れることがあります。
炎症が肺や心臓に広がって、肺炎や不整脈・心不全などを併発することもあります。
原因
免疫の異常やウイルス感染、がんの影響などが考えられていますが、確定されていません。
治療法
炎症が激しいときは安静にし、筋肉に負担をかけないようにします。薬物療法としては、副腎皮質ステロイド薬の大量服用が効果的です。
副作用が強く出る場合は、免疫抑制薬を使います。がんや肺炎などの合併症がなければ、予後は比較的良好です。