症状
喉頭蓋は、喉頭の上にあり、食物がのどを通るとき、気管に入らないように入り口をふさぐ役割をしています。この部分に炎症が起きて腫れあがり、激しい痛みのために物が飲み込めなくなり、しゃべり方も不明瞭になります。高熱もともないます。
浮腫がひどくなると、喉頭の上をふさいでしまい、呼吸困難になって窒息することもあります。
原因
喉頭蓋にインフルエンザ菌などが感染して炎症を起こしたものです。
治療法
呼吸の確保が第一です。呼吸困難におちいったときは、気管切開をします。
炎症を抑えるために、抗菌薬と、副腎皮質ステロイドの点滴や内服薬が用いられます。