症状
全身または一部分に慢性的・持続的な疼痛があり、疲労感、倦怠感、不眠などをともないます。痛みの程度は軽い場合もありますが、多くは耐え難いほどの激しい痛みです。
進行すると、温度や湿度の変化、つめや毛髪へのちょっとした刺激でも激痛が走り、食事、入浴、着替え、寝返り、歩行などが困難になります。
原因
まだ解明されていませんが、アメリカでは、中枢神経の機能異常によって、痛みが増幅されるのではないかと考えられています。
痛みを引き起こすきっかけとして、外科手術、事故、ストレス、妊娠・出産、ウイルス感染、自己免疫疾患(リウマチなど)があげられます。
治療法
特効薬はまだありません。非ステロイド性消炎鎮痛薬、抗不安薬、抗うつ薬など、それぞれの症状に合わせた対処療法が行われます。