症状
胃ポリープと似た隆起性病変の一種ですが、粘膜上皮ではなく、粘膜下層やもっと深い胃壁内にできる腫瘍のことです。
腫瘍が小さいうちは無症状で、腫瘍が大きくなり、壊死などが起きると出血することもあります。
原因
腫瘍ができる原因はわかっていません。
治療法
症状がなければ、基本的に経過観察を行います。
その過程で、腫瘍の大きさや形が変化したり、出血が起こったりした場合は、悪性腫瘍の可能性があるため、内視鏡下での切除術を行います。腫瘍が大きいときや、胃に狭窄や閉塞を起こしている場合は、外科手術(開腹手術あるいは腹腔鏡下手術)が選択されます。