症状
特定の薬を服用しているときに、難聴や耳鳴りが起きます。
原因
抗悪性腫瘍薬、結核の治療薬、利尿薬、アスピリンの大量摂取などによって、内耳に障害が起きて難聴になるものです。
治療法
医師に症状を伝えて相談したうえで、原因と考えられる薬剤の使用を中止します。中止するだけで回復することもあれば、ビタミン剤や血管拡張薬の使用で改善する場合もあります。
副作用として難聴のおそれがある薬剤を服用するときは、定期的な聴力検査を行い、異常に対して早急に対処する必要があります。
発症すると回復が困難なケースもあるので、異常を感じたときはすぐに医師に伝えます。