ウイルス性脳炎の原因と症状

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症状

かぜのような症状から始まりますが、急速に進行し、40度以上の高熱や激しい頭痛、嘔吐などがみられるようになります。さらに、けいれんや手足のまひ、意識障害に至ることもあります。

発症から1〜3日で症状がピークに達し、重くなると、呼吸困難や昏睡状態におちいって死亡するケースもあります。

重症化した場合は、治っても記憶障害や言語障害などの後遺症が出ることがあります。

原因

脳内に単純ヘルペスウイルスや日本脳炎ウイルス、麻疹ウイルス、風疹ウイルス、ムンプスウイルス(おたふくかぜ)などが感染し、炎症を起こすものです。

治療法

重症化しやすい単純ペルペス脳炎の場合、ウイルスを死滅させる抗ウイルス薬があり、これを早期に服用すると効果があります。

そのほかのウイルスには特効薬がないため、脳のむくみやけいれんを予防し、対処療法に務めながら、全身的な管理を行います。

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