症状
正常な歯並びは、上の前歯が下の前歯全部に少しかかるか、上下の歯が完全に噛み合う状態になっています。
不正咬合にはいくつか種類がありますが、下あごが前につきだした反対咬合、前歯が前方に突き出す上顎前突(出っ歯)、上下の歯が接しない開咬などがよくみられます。
放置すると、発音障害をきたしたり、十分な咀嚼ができないために、胃腸障害や全身疾患に結びつくことがあります。
原因
歯の大きさがバラバラだったり、あごの大きさに対する歯の大きさや数が合わないことなどが原因です。
治療法
成人でも治療は可能ですが、あごの骨の発達が著しい8〜15歳ごろに、歯科で専門的な器具を用いて歯列矯正をしてもらうのが理想的です。
場合によっては、抜歯することもあります。