腎臓病には2種類ある
腎臓病は外科的な腎臓病と内科的な腎臓病の二つに分類されます。
外科的な腎臓病とは、がんや外傷などによるもので主に手術によって治療します。
内科的な腎臓病は発症のメカニズムによって「1次性(原発性)腎臓病」と「2次性(続発性)腎臓病」に分けられます。
1次性腎臓病とは、腎臓そのものに何らかの原因があって起こるものです。
しかし、それがどうして発症するのかは一部を除いてその原因はほとんど分かっていません。
2次性腎臓病とは、ほかの病気が原因で起こる腎臓病のことで、糖尿病性腎症や腎硬化症、痛風腎などがあります。
腎臓病の特徴は、急性と慢性の経過をたどるものがあることです。
一般的に、急性の場合は治ることが多いのですが、慢性化するものは徐々に進行し、最終的には腎臓の機能が著しく損なわれることが少なくありません。
従って、腎臓病だと分かったら、急性か慢性かを見極め、適切な治療をおこなって腎臓の機能を維持、守っていくことが非常に大切です。