玄米にはコレステロール値を下げる栄養素がいっぱい
ここ最近、玄米の健康効果が注目されています。玄米と精白された米の栄養素に大きな違いがあるからです。
まず、コレステロール値の調整に関係のある食物繊維を比べてみると、玄米は精白米の6倍の量を含んでいます。さらに、水溶性食物繊維については、玄米には含まれていますが、精白米には殆ど含まれていません。
この違いの原因は、精白することによって、栄養価の高い部分が失われてしまうためです。
そのほかにも、エネルギー代謝にかかわるビタミンB群や血圧の調整を行うミネラルも、精白すると失われてしまう栄養素だといわれています。米を食べるなら、できれば栄養価が高い玄米を食べるようにしましょう。
理想体重に合わせて摂取するエネルギーをごはんで調整
コレステロール値のコントロールが第一目標という場合でも、体重が適正体重をオーバーしているときは、ダイエットをすることも必要です。
このブログでも紹介しているレシピは1日の摂取カロリーを1800kcalとしています。ダイエットをするのであれば1日の摂取カロリーを、さらに200kcal減らしてみましょう。
200kcalの目安は、ごはん100g。中くらいの茶碗の1杯弱の量です。毎食のごはんの量を3分の1減らすと、食事制限をしていることを負担に感じないでエネルギーをカットできます。