秋は一年のうちで最も太りやすい季節と言われています。正しい知識とコレステロールを意識した食事を摂ることで美味しい季節を楽しみましょう。
緑茶にはコレステロールを下げる効果がある
緑茶には血液中のコレステロールを下げるカテキンという成分が含まれています。このカテキンには体の代謝能力を高める効果もあるので余分なカロリーを燃焼してくれるので中性脂肪の削減につながります。
ただし、どんな緑茶でもよいというわけではなく、茶カテキンの中でも「ガレート型カテキン」と呼ばれるカテキンにだけコレステロール値下げる効果が認められているので緑茶選びの際に注意しましょう。
また緑茶には脳機能の活性化や口の中の健康維持、皮膚の若返りなどの効果も認められているので、食欲の秋こそ意識して摂りたいですね。
植物性オイルでコレステロールをコントロール
調理で油を使うときには動物性オイルではなく植物性オイルを使いましょう。動物性オイルには悪玉(LDL)コレステロールが含まれており血液の脂肪を増やしてしまいますが植物性オイルは善玉(HDL)コレステロールが含まれているので逆にコレステロールを下げる働きをしてくれます。
動物性脂肪を摂取し過ぎると血液の中にコレステロールが溜まり動脈硬化や高脂血症の原因になります。一方、植物性脂肪は体内の余分なコレステロールと結びついて排泄されるので意識して摂取しましょう。ただし植物性脂肪は高温になるとコレステロールを下げる効果がなくなるのでオリーブ油などを野菜のドレッシングに置き換えるなどの工夫で健康な食事を摂ることができます。
オリーブ油や紅花油、ひまわり油、とうもろこし油など、お好みの植物性オイルを毎日大さじ1杯(10g)をスープや味噌汁などに入れて毎日摂取すると良いでしょう。