かぼちゃは優れたコレステロール値コントロール食

pumpkinかぼちゃと言えばβ-カロテン(カロチン)が豊富に含まれている野菜で有名ですが、このβ-カロテンは体内に入ると必要な量だけビタミンAに変化します。体内で変化したビタミンAは粘膜や皮膚の抵抗力を高め活性酸素を消す作用があります。いわゆる抗酸化作用と言われるもので老化やガンや動脈硬化の予防効果があります。

抗酸化ビタミン

活性酸素を消すビタミンを抗酸化ビタミンと呼ばれており代表的なものはビタミンAですが、そのほかにビタミンEやビタミンCも抗酸化ビタミンの部類になります。

これらの抗酸化ビタミンは別々に摂取するよりも別々に摂取するよりも一度に摂取したほうが活性酸素の消化が促進されると言われており、かぼちゃには、これらの3つのビタミンを全て含む素晴らしい野菜なのです。

食物繊維も豊富

かぼちゃには抗酸化ビタミンだけではなく食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維は腸内の善玉菌を活性させる働きがあるので便秘解消にも効果があります。

一日に必要な食物繊維は20gと言われており、かぼちゃには100gあたり3.5gも含まれているので効率よく食物繊維を摂取できる野菜なのです。

レモンに匹敵するビタミンC

ビタミンCといえばレモンというイメージが一般的かと思いますが実は、かぼちゃに含まれるビタミンCは100gあたり34mgでレモンは100gあたり50mgなので、レモンに匹敵するビタミンCを含んでいるのです。

レモン100gを食べるのはハードルが高そうですが、かぼちゃ100g(煮物で2個程度)なら気軽に摂取出来るのではないでしょうか?

コレステロール値をさげるビタミンE

そして、一番注目して欲しいのは抗酸化ビタミンであるビタミンEですが、ビタミンEには血流を改善する効果があり、血液中の悪玉(LDL)コレステロール値を下げ、善玉(HDL)コレステロール値を上げる効果があるので血管の中で酸化したコレステロールが血管壁に付着するのを防ぐ効果があるので動脈硬化や高脂血症の予防になります。

糖質が多いので何となく敬遠しがちなかぼちゃですが、それを補って余るほどの栄養素やコレステロール値改善の効果があるので意識的に沢山摂取しましょう。

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